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パーテーション工事を行うメリット・かかる費用は?

2021-12-07
パーテーション 工事

事務所を間仕切りすることで、様々なメリットが得られます。


パーテーションにもいくつか種類があり、用途や目的に合った間仕切りを選ぶことが大切です。


パーテーションのどれを選ぶかによってもかかる費用が大きく変わってきます。


そこで今回はパーテーションの種類や費用について詳しく説明していきます。


パーテーション工事を行うメリット

オフィスや部屋の空間を仕切るために用いられる壁や家具の事をパーテーションと言います。


パーテーション工事を行うことにより得られるメリット3つを紹介します。


セキュリティの確保


社外の人がオフィスに来た際、社内の重要な情報が書かれた書類が見えてしまったり、会議の内容が聞こえてしまったりしては、オフィスセキュリティが脆い状態と言えます。


オフィスセキュリティが脆い会社は、社外に個人情報や取引情報などが漏えいするリスクが高まります。

近年では、機密情報の漏えいは、会社の信用度が急激に下がり、経営が傾くことにも繋がるため、オフィスセキュリティを高める必要があります。

そこでパーテーション工事を行うことで、物理的に視線を遮ったり、音を遮断することでオフィスのセキュリティを高めることができます。

快適なオフィス環境になる


会議室や打ち合わせスペースを、パーテーションで間仕切ることにより、他の業務を行う社員も会議の声に邪魔されることなく集中して業務を行うことができます。

デスクに仕切りを設置することで集中力アップ


デスクでパソコン作業を行う際に、目の前や横に座っている人の目線が気になった事はないでしょうか?

壁や仕切りのないオープンスペースでは、集中力が下がり、仕事の生産性が低下するという研究結果もあります。

壁や仕切りのないオープンスペースは、コミュニケーションの活性化の目的では有効なオフィスの作り方ですが、一方オープン過ぎるスペースは仕事の生産性を落としてしまう危険性があります。

そのため、パーテーションを設置し、近くの席の人の視線が気にならないようにすることで集中して仕事ができる環境を作ることができます。

現在は感染症対策として、飛散防止を目的とした仕切り版をデスク上に置くケースも多く見受けられます。

パーテーションの種類と設置方法
パーテーションは種類によって設置方法が異なります。

ローパーテーションの設置方法


ローパーテーションとは、天井まで間仕切らない、自立式のパーテーションです。

ローパーテーションは、組み立てるだけで容易に設置ができ目線を遮ることができます。

タイヤが付いている移動式のタイプもあり、持ち運ぶだけで簡単にローパーテーションを設置することができるのが特徴です。

ハイパーテーションの設置方法


ハイパーテーションとは、天井まで間仕切るタイプのパーテーションです。

ハイパーテーションは、中からの音が漏れないようにする防音機能や人が立ち入られないようにする防犯対策ために用いられます。

床や壁、天井にレールを設置するため、ハイパーテーションの設置には専門的な技術が必要になります。

また、地域や場所によっては、消防法の関係で煙探知機の設置やスプリンクラーの増設の必要性が出てくる場合があります。

ハイパーテーションを設置する場合は、工事に慣れている専門業者に依頼することをおすすめします。
ハイパーテーション工事の施工方法

ハイパーテーション工事の施工方法についてご説明します。

パーテーションは大きく分けると、以下の3つの部分に分けられます。

1間仕切りを行うための板になるパネルやガラス

2パネルやガラスを取り付けるための柱

3柱を取り付けるために天井と床に設置するレール

ハイパーテーションの基本的な設置方法を説明します。

まずレールの設置場所を決めるため”墨出し”と呼ばれる作業を行います。主には専門的なレーザー機器を使用し、設置場所に印をつけていきます。

そうしたら、墨出しで印を付けた場所にレールを設置します。

アルミ柱、パネルの順で設置していきます。

その際、必要に応じてドアやガラスも設置します。

造作壁の特徴
空間を仕切る際に用いる方法として、パーテーションの他によく検討されるのものに造作壁があります。マンションや住宅の間仕切りのほとんどが、この造作壁となります。

造作壁の特徴として、自由に設計・デザインすることができることが特徴です。

仕上げの種類も豊富なため、希望のデザインを柔軟に実現することができます。

しかし、造作壁は一度設置したら自由に移動ができないため予め目的や用途をしっかりと考え計画的に施工する必要があります。
造作壁の新設にかかる費用

造作壁の設置にかかる費用は、パーテーションの種類による価格差以上に業者によって価格差が大きいものとなっています。


造作壁の工事を依頼する際は、デザイン会社や設計会社などに依頼するよりも、内装業者や工務店に直接依頼したほうが仲介手数料を抑えることができるため圧倒的に安く行うことができます。


事務所に造作壁を設置する場合、サイズにもよりますが、1区画を間仕切る費用目安は25万円前後です。


さらに、配線を隠したり遮音性を重視するなど、付加要素がある造作壁は費用が上がります。


コンセント・照明・スイッチなどの電気工事や壁紙や仕上げ材の種類によっても費用が異なりますので、造作壁を設置する際は業者に現地調査をしてもらった上で見積もりを出してもらうようにしてください。


ちなみに、造作壁の撤去費用は新設費用のおよそ半額になります。


造作壁を新設する際、材料調達や職人さんの手配があるため、納期は1週間〜2週間程度、造作壁を撤去する納期は1週間程度が目安となります。簡単な造作壁の設置工事となると2日、撤去には1日あれば工事が可能です。


スチール/アルミパーテーション工事にかかる費用

パーテーション工事にかかる費用は、高さや種類によって費用が大きく変わります。


種類で言うと、スチールパーテーションよりもアルミパーテーションの方が安く設置できます。ガラスパーテーションはデザイン性は高いのですが、費用はスチールパーテーションよりも1.5倍~2倍程度かかります。


アルミパーテーションは軽量でカラーバリエーションも豊富です。


天井に近い部分(ランマ)を塞ぐか空けるかでも費用は変わりますが、アルミパーテーションでドア1枚とパネル4枚を施工した場合、費用目安は15万円前後です。


小規模であれば造作壁よりも比較的安価に設置ができます。


一方、スチールパーテーションはアルミパーテーションよりも遮音性が高く、見栄えもきれいです。


大規模でなければアルミパーテーションやスチールパーテーションの工事までの準備期間は2週間程度、工事自体は1日で完成します。


もっと安く間仕切りたい場合や穴あけ工事が出来ない場合は、ローパーテーションで簡易的に仕切るという手も考えられます。


ただし、ローパーテーションだと背の高い人だと見えてしまうことがあります。


デザイン性の面でも、今はローパーテーションよりもハイパーテーションのほうが主流となっています。


ローパーテーションの納期は1週間から2週間程度、組立設置は半日〜1日が目安です。

まとめ
間仕切りを設置する場合は、費用や将来的に移転する際のことを考えて設置しなければなりません。

将来、事務所を引っ越しする場合、ローパーテーションであれば再利用が出来ますが、ハイパーテーションや造作壁だと再利用が出来ません。

このように、費用面・将来的なプラン・用途を考慮した上で選択することが大切です。

間仕切り工事・パーテーション工事をお考えの方は。弊社まで気軽にお問い合わせください。
石元商事株式会社
<本社>
大阪府大阪市都島区中野町1-7-20
TEL.06-6351-0471
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