ブラインド取り付けのポイント・工事の際の注意点
ブラインドは遮光性が高いものや電動で開閉できるものなど様々な機能を持ち合わせています。
ブラインドは自分で取り付けることもできますが、重量のあるものなので、取り付け方によっては落下してしまうと大変危険が伴います。
落下などが起こると再度ブラインド設置をしなくてはならず、費用も手間も負担が大きくなってしまうため、ブラインド工事は自分で行わずプロの業者に依頼することをおすすめします。
ブラインドの取り付け方は一つだけでなくいくつか種類があります。
それぞれどのような特徴があるのか紹介します。
天井付け
ブラインドが窓枠の中に収まるように取り付ける方法です。
窓枠内に収まるため、室内がすっきりとした印象になります。
正面付け
窓を覆うように窓枠より一回り大きく取り付ける方法です。
天井付けだと多少光が漏れますが、正面付けなら窓枠を覆うように取り付けるので、光漏れが少なくなります。
寝室やプライベートルームなど、遮光性や遮蔽性が欲しい場合は正面付けがおすすめです。
また、ブラインドのサイズを窓に合わせる必要がないので、規格サイズの取り付けも可能です。
カーテンレール付け
ブラインドにはアルミ製・木製・ファブリック製の3つがありますが、このうちアルミ製は軽量なので、カーテンレールへの取り付けが可能です。
元々カーテンレールが付いている場合は、穴を開けることなくブラインドの設置ができます。
突っ張りタイプ
ブラインドを取り付けたい窓枠や壁に穴を開けられない時に用いられる方法です。
ブラインドを取り付けたい箇所に突っ張ることで、穴を開けずに取り付けが可能です。
ブラインドは主に「横型ブラインド(ベネシャンブラインド)」と「縦型ブラインド(バーチカルブラインド)」の2つに分類されます。
オフィスにブラインドを取り付ける場合、横型ブラインドを取り付けると上階や階下からの視線を遮ることができます。
自社のオフィスの内部が向かいのビルの上階から丸見えという時は、ブラインドの角度を調整して上手に視線をカットしましょう。
縦型ブラインドは、スタイリッシュでモダンな雰囲気を演出することができ、オフィスが高層階にある場合は特に景色を楽しむことができるというメリットがあります。
また、オフィスのブラインドは色がもたらす心理的イメージや効果を意識して選ぶことも大切です。
仕事内容や目的シーンに合った色を選び、仕事の生産性向上を狙いましょう。
白は清潔感をもたらし、空間を明るく広く見せてくれる色なので日当たりがあまりよくない部屋でもおすすめです。
仕事内容が事務系なら、集中力を高める青色を取り入れましょう。
会議室など活性化を図りたい部屋には、明るく前向きな気持ちにさせてくれる淡いオレンジなどの暖色系のブラインドがおすすめです。
スタイリッシュな印象を演出できることで人気の高いブラインドですが、カーテンと比較すると外からの音や内側からの音を遮ることはほとんどできません。
吸音性の低さ、外からの熱を遮る効果の少ない遮音性の低さはデメリットとなってしまいます。
そのため、内側からの音漏れを軽減したい場合、外からの音を遮りたい場合、日当たりの強い部屋での使用などには注意が必要です。
日当たりの強い部屋では遮熱効果の高い遮熱ブラインドを使用するなどでデメリットを軽減することができます。
音漏れが気になる場合には、布製で縦型であるバーチカルブラインドやローマンシェードなどを使用するなど、環境に合わせて目的に適した種類を選択することが大切です。
好みに合わせてスラットの向きや幅も選ぶことができます。
部屋のインテリアと調和するものを選択しましょう。
また取付けの際は、ブラインドが落下しないように確実に取付ける必要があります。
落下が起こると再度ブラインド設置をしなくてはならず、費用も手間もかかってしまうため、ブラインド工事は自分で行わずプロの業者に依頼することをおすすめします。
ブラインドの取り付け工事を業者に依頼した際にかかる費用は1〜5万円が一般的な相場となっています。
オフィスなどへのブラインドの設置となると、4万円~8万円の価格相場が一般的です。
取り付けるブラインドの種類や取り付け数によっては、さらに高額になることもあります。
ブラインドの素材には木製やアルミ製、ファブリック製のものがあり、木製のもが一番価格が高くなっています。
また、ブラインドは窓の大きさに合わせてオーダーメイドで作ることもできますが、あらかじめサイズの決まっている既製品に比べると商品の価格は高くなります。
取付けたい窓に合ったサイズの既製品がある場合は、既製品を取付けた方が費用が安く済みます。
ブラインドの取り付けはビスで固定するだけだから簡単そう、と安易に考えて自分で取り付けをしたために結局落下してしまうというケースは少なくありません。
壁や天井は壁紙の下に石膏ボードがあり、その下に下地がありますが、ブラインド取り付けの際には下地部分にビスを打つ必要があります。
下地は壁や天井の全面にあるのではなく、等間隔で配置されているため工具を使用して探し出す必要があります。
誤って石膏ボード部分にビスを打ってしまうと、ビスが効かずにブラインドが落下してしまう可能性が非常に高くなります。
ブラインドは4キロ以上の重量があるものも多いため、落下してしまうと大変危険です。
取り付け工事に慣れていない人、下地にビスを打つ自信がない人は必ずプロにブラインド取り付け工事を依頼するようにしましょう。
大型窓や高層階の景色のきれいな場所に取り付ける場合は、縦型ブラインドがおすすめです。
上階や階下からの視線を遮りたい場合には、横型ブラインドを活用してください。
取り付け方法は自分で行うこともできますが、取り付け工事に慣れていない人や作業に自信がない人は無理せず業者に依頼しましょう。
ブラインド工事をお考えの方は、弊社まで気軽にお問い合わせください。