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パーテーションの素材について|用途別におすすめの素材を解説

2022-06-17

パーテーションの素材にはさまざまなものがあるので、用途に合った素材を選ぶことが大切です。


素材によってどのような特徴があるのか知っておくことで、目的に合ったパーテーションを設置することができます。


そこでこの記事では、パーテーションの素材の種類や特徴を紹介します。



パーテーションの素材の種類

パーテーションにはさまざまな種類がありますが、素材の特徴を知って、シーンや用途に合ったパーテーションを選択しましょう。


スチール製


フレーム(骨組み)がスチール製のパーテーションには、石膏ボードが内臓されているので、遮音性・不燃性に優れています。


さらに、グラスウールという吸音・断熱材を入れれば性能が上がります。


アルミ製に比べて、重量があるので簡単に移動させることは難しいのですが、その分強度が高いため、片開きドアやスライドドアなどを設置することができます。


表面がフラットなので、汚れても軽く拭き取るだけでお手入れに手間がかかりません。


パネルとパネルの間にはわずかな継ぎ目しかないので、本物の壁に近い見た目で高級感があります。


応接室や社長室、エントランスなどといった高級感があり遮音性が必要なスペースには、天井までしっかりと間仕切ることのできるスチール製のハイパーテーションを設置するのがおすすめです。


アルミ製


アルミ製のパーテーションは、安価で軽量なことが特徴です。


軽量で扱いやすいため、スピーディに施工することができ、移動も簡単にできます。


そのため、目隠しや移動させやすいパーテーションをご希望の場合はアルミ製のパーテーションがおすすめです。


不燃認定されたアルミパーテーションもあるので、火災対策効果もあります。


ただし、遮音性はほとんどないので機密性を確保したスペースには不向きです。


パネルとパネルの間のアルミフレームが丸見えになってしまうので、デザイン性に劣るという欠点もあります。


ガラス製


ガラスパネルを用いたパーテーションは、デザイン性の高さから人気があります。


開放感のあるおしゃれなオフィスにしたい場合に向いています。


一方で、他の材質と比べても、ガラスパネルのパーテーションの工事費は高額です。


なぜならガラスパネルは一枚一枚が受注生産品であり、ガラスパネルの施工には特別な技術が必要であるからです。


また、厚みのあるガラスは、施工現場でカットしてサイズを調整することができないため、事前に専門業者による精密な採寸が必要です。


ポリカーボネート製


ポリカーボネートはガラスのように透過性がある素材です。


プラスチックにも似ていますが、一般的な傷がつきやすく割れやすいプラスチックのようなものではなく、ポリカーボネートはガラスの数百倍の強度がある丈夫な素材です。


色付きのものであれば、適度な目隠し効果もありつつ、柔らかな光を通すので、開放感のある空間を作ることができます。


ポリカーボネートは穴を空けたり、曲げたり、切断したりといった加工がしやすいのも特徴で、設置場所や用途に合わせてデザインすることも可能です。


ポリカーボネート単体でなく、他の材質と組み合わせて作られたパーテーションもあり、家具とのコーディネートも組みやすいです。


フラッシュ合板


フラッシュ合板とは、木製家具にも多く使われている素材で、中が空洞になっているため、厚みがあっても軽量であるのが特徴です。


軽量で移動させるのも簡単なので、簡易的に空間を間仕切りたい場合や荷物や備品類の目隠しに利用するのに便利です。


フラッシュ合板を用いたパーテーションは、表面に木目模様などのデザインが施されたシートが貼られているものが多いです。


表面に貼るシートによって、自由にイメージを変えられます。


ただし、中が空洞になっているため、強度は弱くぶつけたり叩いたりすると穴が空きやすいので扱いには注意が必要です。


質感は多種多様

パーテーションの多くは、内部の構造がスチールやアルミでも、外観はさまざまな質感に仕上げられています。


表面に木目模様がプリントされたシートやクロスなどが貼られたパーテーションは、金属面をうまく隠すことで無機質感を和らげています。


用途別パーテーションの選び方

最後に、用途やシーンに適したパーテーションの種類を紹介します。


会議室


遮音性に優れた素材を用いたハイパーテーションであれば、音漏れを気にせず会議に集中することができます。


そこまで高い遮音性も求めないのであれば、比較的安価なアルミ製パーテーションでも十分機能を果たします。


簡易的なミーティング・来客スペース


簡易的なミーティングコーナーの間仕切りには、アルミ製やフラッシュ合板などの軽量で扱いやすい素材のパーテーションがおすすめです。


必要に応じて移動させやすいと便利です。


応接室・社長室・エントランス


応接室や社長室、エントランスには高級感のある見た目や遮音性が求められます。


本物の壁に近い高級感のある見た目で、遮音性に優れたスチール製のパーテーションで天井までしっかりと間仕切りをするのがおすすめです。


おしゃれなオフィスにしたい


ガラス製のパーテーションは開放感が演出でき、おしゃれな空間を作ります。


ガラスより安価におしゃれな空間を作りたいという場合は、ポリカーボネートがおすすめです。


適度な目隠し効果もあり、開放感のある空間を作ることができます。


まとめ

パーテーションには、さまざまな素材

があるので、用途や目的によって合うものを選ぶことが大切です。


選ぶ素材によって、オフィスの雰囲気も大きく変わります。


素材の持ち味を活かせるように、それぞれの特徴を理解しておきましょう。


パーテーション・間仕切り工事を検討されている場合は、弊社までお気軽にお問い合わせください。


石元商事株式会社
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