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オルガテック東京2023

2023-05-01
オルガテック東京について
 
オフィス家具メーカーをはじめとしたブランドやメーカーが、世界から120以上集まった展示会です。1953年ドイツ・ケルンで始まったこの展示会は、昨年から東京で、年に1度実施されており、今年の展示空間は、昨年の約2倍に大きくなりました。最先端の家具やデザインだけでなく、考え方や情報などがあふれた展示会となりました。
 
オルガテック東京2023テーマ
 
オルガテック東京2023のテーマは、”Sift Design デザインはワークスタイルを自由にする。”です。新しいオフィスデザイン、プロダクトデザインは、ワークスタイルやワークプレイスに可能性を与え、イノベーションを創発する場所につながっていく、ということです。働き方の多様性が高まる中、デザインがどのように寄与できるのかを体感できる展示会でした。
 
オフィスのサスティナブル・リユース/リサイクル
 
多くの出展企業のテーマは、オフィス環境におけるサスティナブルとリユース・リサイクルです。廃材などを利用した家具の提案、組み換え可能で、何度もリユースできる家具等、廃棄物を減らすような工夫がいたるところでされております。
 
株式会社プラスは、MRS(マテリアルリバースシステム)という仕組みを持っており、オフィスからでた再利用できる家具などはオークションで市場に還元、リユースできない商品は素材別に分解し、新たな商品に生まれ変わります。今回オルガテックで利用された、家具や造作展示物などのほとんども、プラスはMRSの仕組みでリサイクル/リユースを実施します。
 
 
ベストプレゼンテーションアワード
 
「これからの働き方に対してデザインができること」を具現化したブースが表彰される、ベストプレゼンテーションアワードですが、今年はコクヨ株式会社が昨年に続き選ばれました。“全体コンセプト” “デザイン性” “機能性” “独自性” “サステナブル性”を基準にブースを審査されます。コクヨブースは、”いっしょにつくろう。”をキーワードに、デジタルファブリケーション技術を活用したオリジナル内装空間、アート、家具作りのコクヨならではの取り組みが紹介されていました。
デジタルファブリケーション技術は、デジタル工作機を使用し、個々に作成した、デジタルデザインを、木材や様々な素材から切り出して生成する技術のことです。
コクヨブース内では、デジタル工作機の実機がデジタルデータをもとに、木材を切り出す展示がされておりました。
 
最新のデジタル技術を利用しながら、環境に配慮したオフィス造りのヒントが多く見かけられました。多様性を表見できる独自性デザインと、環境配慮の両立が求められる現在のオフィスにおけるトレンドが、各メーカーの得意な部分の掛け合わせで実現ができることを実感しました。




石元商事株式会社
<本社>
大阪府大阪市都島区中野町1-7-20
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<東京オフィス>
東京都中央区日本橋3-2-14
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